岩木山の現場から

2007年1月26日 破壊された尾上山遺跡の現状 弘前市高杉 奈良寛溜池

2004年12月22日 廃屋となったホテル 06年07月追記あり

2005年10月25日不法伐採への行政の対応、登山服装について

2007年9月23日 岩木山の「コマクサ」問題を考える(9月21日抜き取りについて) PDF 2.9MB A4で10ページ NEW!
2007年8月23日 新聞記事 コマクサ岩木山登山道に 県、調査経て除去の方針
2005年9月30日 コマクサの生育を自然保護課・林政課・岩木町・本会の四者で確認
2005年9月24日付 更新 コマクサの株を撮影
2005年9月18日 えっ!? 岩木山にコマクサが咲いている?

2005年9月30日、スカイライン・リフト終点からの不法伐採を再確認
2005年3月10日、4月11日付報告 岳登山道沿いの不法伐採と雪上車乗り入れについて

2003年12月19日 ゴミ不法投棄、二子沼周囲のブナが伐られる、外来種植物


 ブナの新緑萌える岩木山の西山腹。描かれた奇妙な螺旋模様は現代の鬼っ子か。山岳誌「山と渓谷」二〇〇一年六月号「Birds Eye」から(〇〇年六月十一日撮影)
 撮影者はスカイラインを…「岩木山周辺を飛ぶ。西面にドライブウエイがあった。これは現代の鬼っ子か。現代人は自分で自分を捕らえて、食われつつあるのかもしれない。」…ととらえている。 

 ・編者注・ 鬼は一般的には人に対して悪さをするものとされているが、岩木山の鬼は古来農民の味方であった。味方を捕らえて食っていると言いたげだが…どうだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次ぎもスカイラインの航空写真だがこれはスカイライン株式会社が自社のパンフレットに使用しているものだ。これには「現代の鬼っ子か」などという文化・文明批判も自然破壊の証拠写真という意識も感じられない。もちろん、そのようなコメントもない。これだけ自然の草木を含んだ表土を剥いでもその面積は鰺ヶ沢スキー場の総ゲレンデ面積にははるかに及ばない。スキー場やダム(堰堤)は鬼っ子を越えて人を食らう「鬼」そのものかも知れない。
 「津軽岩木スカイライン」は一九六五年八月二十五日開通した。当時の弘前大学学長が選考し、命名したという。正式名称は「岩木山登山自動車道」であり、起点の標高は四四五m、終点は一二四七mである。全長は九・八kmで六九カーブ、路幅は二車線の七mである。