2006年のタウン誌「弘前」の表紙の写真を、本会を通じて会員の菊池弘保さんと、飛鳥和弘さんが担当し、表紙の弁の補遺を三浦事務局長が担当することとなりました。今年一年もよろしくお願い申し上げます。



 五月 フクロウ・留鳥。体長50cmで畑地から里山に生息し主にネズミやモグラを餌とする。最近はリンゴの木の樹洞で繁殖することが多い。「ゴロスケ、ホッホー」と鳴く。5月中旬リンゴの花の咲く頃に巣立つ。親とヒナ3羽で巣立ちの頃には1日に約15匹のネズミを食べ農家にとっては益鳥である。正面に目があり人の顔に似ており古来より森の賢者・学問の神として人気がある。
 岩木山では夜間登山をしていると山麓上部までの木立で鳴き声を聴くことがある。だがリンゴ園では人がいなくなる夕方から餌を運ぶなど活動が盛んだ。写真は巣立ち前のヒナであと1〜2日で巣立つが、飛べないので地面を歩き近くの木に上り親からの餌を待つ。


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おまけ
5月の表紙画像の元データ約380kb、 フクロウの成鳥112kb