第9回写真展「私の岩木山」に出品をお待ちしています


上記の写真は99年3月に行われた写真です

 『自分の心が動かされ、その心で写した「私の一枚」を展示しよう』がテーマです。例年400名以上の来場者があります。多い年は750名を越えたこともありました。会員になってあなたの心の岩木山を展示してはいかがでしょうか。)

2003年2月7日〜9日の金、土、日の3日間NHK弘前放送局ギャラリーで開催します。
開場時間および終了時間
 ・2/7(金) 10:00〜17:00
 ・2/8(土) 10:00〜17:00  18:00〜シンポジウムを開催します。
 ・2/9(日) 10:00〜16:00

 今回のテーマは、素朴に「一番好きな私の岩木山」ということにしました。写真の技術的なこと、芸術性、質のことなどはまったく問いませんので、どしどし出展して下さい。
 出展者は会報と一緒に送られる出品票に必要事項を記入して1人3点までを、2003年2月5日の16時まで「オーク」に搬入して下さい。


第8回写真展「私の岩木山」報告 (武尾 照子)

 2002年の写真展は2月1日から3日間、NHKギャラリーで開催されました。今回、会場に足を運んで下さった方は470名、内154名の方がアンケートにお答え下さいました。


今回は季節ごとに展示されました。春(菜の花と岩木山に始まり)から冬(曙光に輝く冬岩木)まで。
このコーナーは春と夏のところです。

《興味深かった写真》
 雪のない時の拡張スキー場の展示に興味を持たれた方が多かったようです。どの作品にもそれぞれファンがいました。

《写真展に対する感想》
・岩木山がみんなに愛されている山なのだという思いをあらたにした。
・技巧に走らない写真に好感!これぞ岩木山の姿、心の映像である。
・環境破壊についての写真にショックを受けた・自然を守るために何かできればと思う・拡張スキー場の展示をもっと大きく目立つように。(他1名)
・岩木山はどこから写してもすばらしくって見ていてほっとする。(他多数)
・岩木山のいろいろな表情が見られすばらしい。(他多数)
・数年前の写真がわりと多いと感じました。最近の作品を更に期待します。
・動物、植物の写真をもっと見たい。
・もう少し岩木山を枚数多く、大きい写真がほしい。(他5名)
・もっと山の中の写真が多い方がよい。
・どんな生物がいるのかをパネルで図示するとより良かったのでは。(他1名)
・自然保護の特色が強すぎる。

《岩木山を考える会に対する意見、要望》
・これからも岩木山の自然を守るため頑張って下さい。・自然を壊さないようみんなで守りたい。(他多数)
・非常に苦労を伴うことであるが、地味でも継続して活動することが大切。岩木山周辺の保存と保護は随時官庁、マスコミに陳情、交渉して一般の人々の関心を高めると良い。
・もっとPRすべき。(他2名)
・自然観察会の情報を、目立つように教えて下さると参加の機会が増える。
・多くの人が岩木山を守る大切さを感じとる様な活動をしていく。
・岩木山だけでなく他の所の安全も考えていただきたい。
・自然と共在が必要、それと同時に生活の進歩も必要。(他1名)
・動物、植物の絶滅種が危惧されるが、誇張しすぎる傾向にあるのではないか。
・自然は開発も保護もしない方が良い。

この他、多くの方々より貴重なご意見を頂きました。ありがとうございました。

秋と冬のコーナー、それに「拡張スキー場を雪のない時に見る」という特別展示コーナー。来場者がアンケートに真剣に取り組んでくれています。
「拡張スキー場を雪のない時に見る」を見たある来場者は「雪の下にこんな事実があることに気づかず滑っていた自分が恥ずかしい。そんな自分が許せない。気づかせてくれたことに感謝します。」と語ってくれました。

 展示作品の完成度に関するご意見もありましたが、この写真展は作品としてのレベルを競うものではなく、私達の中にある岩木山に対する思いを多くの人に伝えるために行っているものです。