岩木山を考える会 第13回写真展について

 

 みなさん、第十三回年の写真展も無事終わりました。今回の特徴は何といっても一般からの出展者が多かったことです。
 出展者は20名、その中で一般(会員外)の方は6名でした。作品総数60点で一般の方のものは21点、33%を占めました。
 それぞれが「私の岩木山」を共有しあうという開催の趣旨が生きてくるためには次のことがらが条件となるでしょう。

1.多くの人が出展する。
2.多くの岩木山に関わる対象表現(多くの撮影地と対象物)。
3.多くの来場者。
 
 岩木山の遠景写真が一番多かったのですが、それも撮影地の違い、季節や時間の違い、切り取り方の違いなど色々な写真がありました。100人いるとその100人には100の岩木山があることを示していました。
 その他に、岩木山と人々との関わりを主題とした「お山参詣」の写真も2人の方が出展しました。例年、「岩木山と人々」が少ないので心配していましたがこれで救われた感じがいたします。 
 
 なお、来場者総数は450名となりました。聞くところによりますと、同じ9月29日〜10月1日という日程で弘前市内で、他に3ヶ所写真展を開催していたそうです。

 本会場NHKギャラリーの向かい、弘前市民文化センターでもイトーヨーカ堂カルチャーセンター写真教室の写真展を開いておりました。そこで講師をしている栗形氏(弘前市市会議員)も来場してくれました。
 栗田氏は「楽しそうに写し、楽しそうに展示し、本当にみんなの(私の岩木山)写真展ですね。普通の写真展では見られないユニークなものです。いいですね。」と語ってくれました。
 その後、氏とは本会が取り組んでいる「岩木山弥生跡地」のことで色々と話し合いました。

 今回の写真展は総じて「成功」と言えるのではないでしょうか。出展された方、来場された方、それにお手伝いをしてくれた会員の方本当にありがとうございました。来年も9月に開催をしますので、よろしくお願いします。
 この写真展期間中に会員になられた方は3名でした。

06年10月