*写真による岩木山の雪崩の解説* / 04

1999年6月中旬の雪崩跡。大沢の中下部で。左岸が崩落して土石の堆積が見られる。
直径1mほどの岩も落ちてきていた。

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「私は最初に『今回の雪崩はここ三十数年にわたって起きたことのない場所で発生したものである。』と書いた。その場所に強く注目しているからである。なぜ中央火口丘南東面標高千四百メートル付近に亀裂が入り、そこから崩落し雪崩となったのか。言いたいことは風の強さによって雪の付き方、たまり方それに場所や位置が微妙に変化するということである。」(拙著 陸奥の屹立峰・岩木山から)